2026年5月30日

中小企業のAI導入に使える補助金2026|東三河の経営者向け早見表

導入ガイド
中小企業のAI導入に使える補助金2026|東三河の経営者向け早見表

結論からお伝えします。2026年から、これまでの「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」に変わり、生成AIを含むAIツールが正式に補助の対象になりました。中小企業のAI導入は「ツールの導入は補助金/社員の研修は助成金」と分けて考えると、自己負担を大きく下げられます。

この記事では、AI導入に使える補助金・助成金を早見表で整理し、自社はどれを選べばいいかを判断フローでご案内します。

「AIを入れたいけれど、お金が心配」。東三河の経営者の方とお話ししていて、費用とあわせてよくいただくのが補助金のご相談です。

実は2026年は、中小企業のAI導入にとって追い風の年です。国の代表的な制度が「AI導入」を名前に掲げる形に変わりました。順番に見ていきましょう。

先にひとつだけ。補助金の金額・補助率・対象・公募期間は、年度や公募回ごとに変わります。この記事は2026年5月時点で各制度の公式サイトに掲載されていた内容をもとにしています。申請の前には、必ず各制度の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

2026年の大きな変化:「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」に

これまで中小企業のソフト導入を支えてきた「IT導入補助金」が、2026年から「デジタル化・AI導入補助金」という名称になりました。

ポイントは、生成AIを含むAI機能のついたツールが、はっきりと補助の対象に位置づけられたことです。クラウド型サービスの利用料も、最大2年分までが対象になります。

つまり「AIを使って業務を楽にしたい」という中小企業にとって、いちばん素直に使える国の制度ができた、ということです。

AI導入に使える補助金・助成金の早見表

中小企業のAI導入に関係する主な制度を、ざっくり一覧にしました。「自社のどの目的に、どれが合うか」を眺めるための表です。

制度名主な対象補助率の目安上限の目安AI導入に
デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)生成AIを含むAIツール・クラウド利用料・導入時の設定やコンサル1/2〜2/3〜450万円 最有力
中小企業省力化投資補助金製造現場のAI(画像検査など)・省力化の設備1/2〜2/3数百万〜数千万円 設備寄り
ものづくり補助金AIを組み込む新製品開発・生産プロセス改革(設備投資)1/2〜2/3〜3,000万円台 本格・設備
愛知県 中小企業デジタル化・DX促進補助金業務可視化コンサル・デジタルツール・SaaS利用料1/2〜2/3200万円 コンサルも対象
人材開発支援助成金(厚生労働省)社員のAI・デジタル研修の費用経費 最大75%研修内容による 研修向け
東三河の市の補助金(豊橋・蒲郡など)ホームページ・IT初期費用の一部1/210〜50万円 上乗せ向き

金額や補助率は目安です。最新・正確な内容は各制度の公式サイトでご確認ください。

自社はどれを選べばいい?判断フロー

たくさんあって迷いますが、「何のために使うか」で考えるとシンプルです。

何のためにお金を使いたい?
ChatGPTなどのAIツール・クラウドを入れたい ↓
デジタル化・AI導入補助金2026(まず第一候補。ツールが補助金に登録されているか要確認)
製造現場の自動化・AI画像検査をしたい ↓
省力化投資補助金 または ものづくり補助金(設備投資向け)
社員にAIを学ばせたい ↓
人材開発支援助成金(研修費の最大75%)
何から始めるか整理しながら進めたい ↓
愛知県 デジタル化・DX促進補助金(コンサル費も対象になる)

「導入は補助金、研修は助成金」の二段構えが効く

ここが、多くの経営者が見落としているポイントです。

AIの「ツール導入」と「社員の教育」は、お金の出どころが分かれています。ツール導入は補助金、社員研修は助成金。この二つをセットで設計すると、自己負担がぐっと下がります。

考え方の例

AIツールの導入費用は「デジタル化・AI導入補助金」で、社員がそのAIを使いこなす研修費は「人材開発支援助成金」で。入口を分けて両方を使う、という設計です。

申請でつまずきやすい3つのこと

事前に知っておくと、ムダな手戻りを防げます。

  1. 「登録された支援事業者・ツール」しか対象にならない。デジタル化・AI導入補助金は、登録された支援事業者が登録したツールが対象です。「AI機能があれば何でも対象」ではないので、導入するツールが補助金に登録されているかを先に確認します。
  2. 補助金は基本「後払い」。多くは、いったん自社で費用を全額支払い、あとから補助される仕組みです。一時的な資金は手元に必要、と見ておきましょう。
  3. パソコンやタブレットなど汎用機器、一般的な経営コンサルは対象外のことが多い。「業務に特化したソフト・システム」が中心です。

東三河(豊橋・豊川・蒲郡など)の市の補助金は「上乗せ」で

市区町村にも、ホームページやIT導入の初期費用を助ける小さな補助金があります。2026年5月時点で確認できたものでは、豊橋市が上限50万円規模、蒲郡市がホームページ・IT初期費用に上限10万円規模です。

金額は国・県の制度より小さいので、市の補助金は「初期費用の上乗せ」として使い、AI導入の主役は国・県の制度に置くのが現実的です。

市の補助金は、市ごとに有無も内容も大きく異なり、年度で変わります。豊川市・新城市・田原市などは内容が異なるため、各市の商工担当課に直接ご確認ください(公式サイトの「補助金・助成金」のページが入口です)。

よくある質問

生成AIの月額サービス(サブスク)は補助の対象になりますか。

デジタル化・AI導入補助金では、クラウド型サービスの利用料を最大2年分まで対象にできるとされています。ただし、そのツールが補助金に登録されていることが前提です。

パソコンやタブレットの購入は対象ですか。

汎用的な機器は基本的に対象外のことが多いです。補助の中心は「業務に特化したソフトやシステム」です。一部の枠でハードが対象になる場合もあるため、公募要領で確認してください。

AI研修の費用にも補助は出ますか。

導入系の補助金では研修費が対象外のことが多いですが、厚生労働省の人材開発支援助成金で別途カバーできます。「導入=補助金、研修=助成金」と分けて考えるのがコツです。

まとめ:補助金は「使えるお金」。まず自社が対象か確かめる

2026年は、生成AIが正式に補助の対象になった追い風の年です。中小企業のAI導入は、補助金(導入)と助成金(研修)の二段構えで、自己負担を抑えながら進められます。

大切なのは、金額や締切は変わるので申請前に必ず公式で最新を確認すること。そのうえで「自社のどのAI導入に、どの制度が合うか」を見極めることです。

「うちはどの補助金が合う?」を一緒に整理しませんか

ICHI.は補助金の申請代行は行いません。そのかわり、AI導入のご相談の中で、自社のやりたいことに合う補助金の方向性を一緒に整理します。「何にAIを使い、どの制度を狙い、どう進めるか」を、初回60分の個別相談(無料)で具体化します。東三河を中心に、対面・オンラインのどちらにも対応しています。

  • STEP1 まずは公式サイトで、自社が対象になりそうか確認する
  • STEP2 「何にAIを使うか」を決める(ここが補助金選びの起点)
  • STEP3 AI導入相談の中で、合う補助金と進め方を一緒に整理する

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あわせて読みたい・使えるものもご用意しています。

タグ

#補助金#AI導入#中小企業#東三河#導入ガイド

この記事を書いた人

志水 康太(しみず こうた)

合同会社ICHI. 代表 / AIコンサルタント

【経歴・専門性】
  • 専門分野:ChatGPT、Claude等の生成AI活用、業務効率化支援
  • 医療分野:医療・リハビリテーション分野での現場課題解決
  • 教育実績:4,000名規模のセミナー集客・スクール運営実績
  • AI活用歴:AIセミナー歴3年以上、延べ500名以上が参加
【実績・活動内容】
  • AIセミナー登壇:30回以上
  • 中小企業向け研修:30回以上実施
  • AIコミュニティ運営:在籍150名以上
  • 医療セミナー:累計受講者10,000名以上
  • 肩関節機能研究会:オンラインスクール運営(在籍者500名以上)
  • 三河AI学校:運営準備中(子どもから大人まで学べるAI教育)

「1企業に1人、AI人材を」という理念のもと、導入から定着まで経営者と伴走しています。医療分野での豊富な経験と教育・研修運営の実績を活かし、理論だけでなく現場での実践経験に基づいた具体的で実行可能なAI活用方法をお伝えします。

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