【開催レポート】東三河ミライ会議2040 第1回|業種の違う9人が、金網の2040年を考えた3時間

2026年10月8日(木)、共同主催している「東三河ミライ会議2040」の第1回を、豊橋駅前のMUSASHi Innovation Lab CLUEで開催しました。
題材企業は、豊橋で金網をつくる株式会社伊勢安金網製作所。業種も年代もばらばらの9名が、この会社の2040年を3時間かけて考えました。
東三河ミライ会議2040とは
「他社の未来を考えると、自社の未来が見えてくる。」をコンセプトにした、地域企業のための会議です。聞くだけの勉強会ではなく、集まった全員が発言し、その日のうちに案を形にします。
- 共同主催:志水康太(合同会社ICHI.)/齋藤肇さん(ドラッグストアー・カミヤ)
- 共催:MUSASHi Innovation Lab CLUE
- 開催日:2026年10月8日(木)16:00〜19:00
- 題材企業:株式会社伊勢安金網製作所(安藤様)
- 参加:9名・2チーム
3時間の流れ
参加したのは、司会業、エネルギー、貸おしぼり、製造、食、IT、広報・管理栄養士、行政など、仕事の違う9名です。多くの方にとって、金網はこれまで真剣に考えたことのないものでした。
- 安藤様に聞く:参加者が付箋に書いた質問に、安藤様が全体の前で答えてくださいました。素材、網目の細かさ、納期、金網業界に大手が少ない理由など、質問は両チームから途切れず出ました。
- 強みを出す:技術・人・設備・お客様との関係・地域・網の性質の6つの問いに付箋で答え、チームで3つに絞りました。
- 2040年の困りごとを出す:働き手の減少、高齢化、空き家、大雨。それぞれの仕事から見える「2040年に誰がどこで困っているか」を出し、強みとつなげました。
- AIで磨く:付箋の写真をAIに読み込ませて案を広げ、参加者が自分のスマホで案を読んで投票。そのあと厳しい目で弱いところを洗い出し、発表用のスライドと台本までをAIと作りました。
- 発表:各チームが、安藤様に向けて3つずつ案を発表しました。
2チームが出した6つの案
チームA 網で守り、掃除を楽にする
- 農家の保管品を動物から守るかご
- ごみをまとめて外せる排水溝の網(大雨の前に掃除しやすくする)
- 工場の洗浄水から粗いごみを取る、交換しやすい網
チームB 街・催事・学校へ届ける
- 商店街で使う、取り外せる金網の装飾
- 音楽フェスの観客を守る網
- 学校の柵の点検
どちらのチームも、案を「決まったこと」としてではなく、2040年に向けて安藤様が考えるための材料として渡しました。網を売るだけでなく、誰が費用を払い、誰が掃除や点検を担うのかまで考えたのが、この日の議論の特徴でした。
AIは「人の考えを磨く道具」として使いました
この会では、前半はAIを使わず、人の頭で強みと困りごとを出します。AIを使うのは、人が出した考えを広げ、弱いところを指摘させ、発表資料にまとめる後半です。
AIに答えを出してもらうのではなく、人の仮説をAIで磨く。この順番にしたことで、業種の違う参加者それぞれの視点が、そのまま案に残りました。ICHI.が普段の顧問先で行っているAI活用の考え方を、地域の場で試した形でもあります。
参加した方の声
終了後のアンケートには8名が答えてくださり、6名が「とてもよかった」を選んでくださいました。よかったこととして最も多く挙がったのは、安藤様のお話でした。
「全然考えたことない業種のことを、皆さんの意見を聞きながら考えるのは、すごくおもしろい企画です」(広報のお仕事をされている参加者)
次回について
第2回は、いま準備を進めています。決まり次第、公式サイトでお知らせします。
題材企業になってくださった伊勢安金網製作所の安藤様、共催のMUSASHi Innovation Lab CLUEの皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
詳しい開催レポート(写真・全6案の内容)は、公式サイトに掲載しています。
開催レポート:東三河ミライ会議2040 第1回 開催レポート
公式サイト:東三河ミライ会議2040
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