ChatGPTの予約機能とは?中小企業の業務を自動化する使い方

ChatGPTの予約機能(Scheduled Tasks)とは?
ひとことで言うと、「決まった時間に、決まった指示を自動で実行して、結果を知らせてくれる」機能です。日本語の画面では「予定済み」と表示されます。
これまでのChatGPTは、こちらが質問をして、はじめて答える道具でした。予約機能を使うと、こちらが何もしていない時間でも、決めた時刻になればChatGPTのほうから動いてくれます。
たとえるなら、秘書に「毎週これをお願いね」と頼んでおく感覚に近いものです。元は2025年に試験的に提供されていましたが、2026年6月17日に正式に強化され、専用の管理ページも用意されました。
予約機能で何ができますか?
できることと、結果の受け取り方を、表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実行のタイミング | 1回だけ / 毎日 / 毎週 / 毎月(15分単位で時刻を指定できます) |
| 結果の受け取り方 | メール / アプリ内 / スマートフォンのプッシュ通知(選べます) |
| 主な使いみち | 定期的な情報収集、状況の見張り(Webのチェック)、リマインド、レポートの下書き作成 |
どうやって設定しますか?
むずかしい操作はありません。ChatGPTに話しかけるだけで設定できます。設定の入口は、左サイドバーの「予定済み」です。
- ChatGPTに「毎朝8時に、最新の◯◯業界ニュースをまとめて」と頼む
- その内容が「予約されたタスク」として登録される
- 時間と繰り返し(毎日・毎週など)を確認する
- 結果の受け取り方(メール・アプリ内・スマホ通知)を選ぶ
- 時間になると自動で実行され、結果が届く
実際に「毎朝8時に、最新のAI業界ニュースをまとめて送って」と頼んでみると、こうなります。
登録された予約タスクは、あとから時刻や繰り返しの細かい設定を変えることもできます。
中小企業の現場では、どんな使い方ができますか?
「やったほうがいいけれど、つい後回しになる定期作業」を任せるのが向いています。
- 毎朝の情報収集:自社の業界や、気になる分野のニュースを毎朝まとめて届けてもらう。新聞やネットを見て回る時間が省けます。
- 週はじめの振り返り:毎週月曜の朝に「先週の数字を振り返る質問」を投げてもらい、思考のきっかけにする。
- 月初のレポート下書き:毎月1日に、定例の報告資料のたたき台を作ってもらう。ゼロから書く負担が減ります。
- 競合や市場の見張り:特定のキーワードやテーマの動きを定期的にチェックして、変化があれば知らせてもらう。
使う前に知っておきたい注意点
始める前に、2つだけ押さえておきましょう。
◯ 有料プランが必要です。無料プランでは使えません。仕事で本格的に使うなら、有料プランの契約が前提になります。
◯ 同時に登録できるタスクの数に上限があります。プランによって、下の表のように変わります。
| プラン | 同時に登録できるタスク数 |
|---|---|
| Go | 3個まで |
| Plus | 5個まで |
| Business・Edu | 10個まで |
| Pro・Enterprise | 15個まで |
もう1つ。自動で出てきた結果は、そのまま使わず、最後は人が目を通すのが安全です。AIは便利ですが、間違うこともあるからです。任せきりにせず、確認の一手間を残しておきましょう。
まとめ:AIは、使い方を一つ知るたびに時間が増える
ChatGPTの予約機能は、「繰り返しの作業をAIに任せる」第一歩です。毎日・毎週やっている小さな作業を1つ預けるだけで、その分の時間が自分の手元に戻ってきます。
まずは「毎週これを自動でやってほしい」という作業を、1つ思い浮かべてみてください。そこが、自動化のスタート地点になります。
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参考(一次情報):
・ChatGPTに新機能、予約したタスクを自動実行できる「Scheduled tasks」(ITmedia NEWS, 2026-06-18)
・Scheduled Tasks in ChatGPT(OpenAI Help Center)