2026年6月19日

ChatGPTの予約機能とは?中小企業の業務を自動化する使い方

AI活用
ChatGPTの予約機能とは?中小企業の業務を自動化する使い方
ChatGPTに2026年6月17日、「予約機能(Scheduled Tasks)」が大きく強化されて加わりました。決まった時刻に、決まった作業を自動で行い、結果をメールやアプリに届けてくれる機能です。毎朝の情報収集や週次レポートなど、これまで手で繰り返していた作業を任せられます。この記事では、中小企業の現場での使い方と、始める前に知っておきたい注意点を、わかりやすく解説します。

ChatGPTの予約機能(Scheduled Tasks)とは?

ひとことで言うと、「決まった時間に、決まった指示を自動で実行して、結果を知らせてくれる」機能です。日本語の画面では「予定済み」と表示されます。

これまでのChatGPTは、こちらが質問をして、はじめて答える道具でした。予約機能を使うと、こちらが何もしていない時間でも、決めた時刻になればChatGPTのほうから動いてくれます。

たとえるなら、秘書に「毎週これをお願いね」と頼んでおく感覚に近いものです。元は2025年に試験的に提供されていましたが、2026年6月17日に正式に強化され、専用の管理ページも用意されました。

ChatGPTの予約機能「予定」の画面。タスクを設定する入力欄と、デイリーブリーフや週末の読みものなどのサンプルが並んでいる

予約機能で何ができますか?

できることと、結果の受け取り方を、表にまとめました。

項目内容
実行のタイミング1回だけ / 毎日 / 毎週 / 毎月(15分単位で時刻を指定できます)
結果の受け取り方メール / アプリ内 / スマートフォンのプッシュ通知(選べます)
主な使いみち定期的な情報収集、状況の見張り(Webのチェック)、リマインド、レポートの下書き作成

どうやって設定しますか?

むずかしい操作はありません。ChatGPTに話しかけるだけで設定できます。設定の入口は、左サイドバーの「予定済み」です。

ChatGPTの左サイドバーにある「予定済み」リンクの位置
  1. ChatGPTに「毎朝8時に、最新の◯◯業界ニュースをまとめて」と頼む
  2. その内容が「予約されたタスク」として登録される
  3. 時間と繰り返し(毎日・毎週など)を確認する
  4. 結果の受け取り方(メール・アプリ内・スマホ通知)を選ぶ
  5. 時間になると自動で実行され、結果が届く

実際に「毎朝8時に、最新のAI業界ニュースをまとめて送って」と頼んでみると、こうなります。

ChatGPTに「毎朝8時に、最新のAI業界ニュースをまとめて送って」と入力した結果、「設定しました」と返事が来て、毎日8:00のAI業界ニュースタスクが登録された画面

登録された予約タスクは、あとから時刻や繰り返しの細かい設定を変えることもできます。

ChatGPTの予約タスクの詳細設定画面。プロンプトの本文、繰り返しの種類(カスタム)、頻度(毎日)、時刻(8:00)、終了条件(終了しない)が並んでいる

中小企業の現場では、どんな使い方ができますか?

「やったほうがいいけれど、つい後回しになる定期作業」を任せるのが向いています。

  • 毎朝の情報収集:自社の業界や、気になる分野のニュースを毎朝まとめて届けてもらう。新聞やネットを見て回る時間が省けます。
  • 週はじめの振り返り:毎週月曜の朝に「先週の数字を振り返る質問」を投げてもらい、思考のきっかけにする。
  • 月初のレポート下書き:毎月1日に、定例の報告資料のたたき台を作ってもらう。ゼロから書く負担が減ります。
  • 競合や市場の見張り:特定のキーワードやテーマの動きを定期的にチェックして、変化があれば知らせてもらう。

使う前に知っておきたい注意点

始める前に、2つだけ押さえておきましょう。

有料プランが必要です。無料プランでは使えません。仕事で本格的に使うなら、有料プランの契約が前提になります。

同時に登録できるタスクの数に上限があります。プランによって、下の表のように変わります。

プラン同時に登録できるタスク数
Go3個まで
Plus5個まで
Business・Edu10個まで
Pro・Enterprise15個まで

もう1つ。自動で出てきた結果は、そのまま使わず、最後は人が目を通すのが安全です。AIは便利ですが、間違うこともあるからです。任せきりにせず、確認の一手間を残しておきましょう。

まとめ:AIは、使い方を一つ知るたびに時間が増える

ChatGPTの予約機能は、「繰り返しの作業をAIに任せる」第一歩です。毎日・毎週やっている小さな作業を1つ預けるだけで、その分の時間が自分の手元に戻ってきます。

まずは「毎週これを自動でやってほしい」という作業を、1つ思い浮かべてみてください。そこが、自動化のスタート地点になります。

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参考(一次情報):
ChatGPTに新機能、予約したタスクを自動実行できる「Scheduled tasks」(ITmedia NEWS, 2026-06-18)
Scheduled Tasks in ChatGPT(OpenAI Help Center)

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タグ

#AI活用#ChatGPT#業務自動化#中小企業

この記事を書いた人

志水 康太(しみず こうた)

合同会社ICHI. 代表 / AIコンサルタント

【経歴・専門性】
  • 専門分野:ChatGPT、Claude等の生成AI活用、業務効率化支援
  • 医療分野:医療・リハビリテーション分野での現場課題解決
  • 教育実績:4,000名規模のセミナー集客・スクール運営実績
  • AI活用歴:AIセミナー歴3年以上、延べ500名以上が参加
【実績・活動内容】
  • AIセミナー登壇:30回以上
  • 中小企業向け研修:30回以上実施
  • AIコミュニティ運営:在籍150名以上
  • 医療セミナー:累計受講者10,000名以上
  • 肩関節機能研究会:オンラインスクール運営(在籍者500名以上)
  • 三河AI学校:運営準備中(子どもから大人まで学べるAI教育)

「1企業に1人、AI人材を」という理念のもと、導入から定着まで経営者と伴走しています。医療分野での豊富な経験と教育・研修運営の実績を活かし、理論だけでなく現場での実践経験に基づいた具体的で実行可能なAI活用方法をお伝えします。

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